2022年03月11日
A:マスクの素材や、人と人の距離感等によって、マスクの効果には違いが生まれます。
素材については、効果が高い順に不織布・布・ウレタンとなっています。しかし、人の顔の形は千差万別ですので、同じ素材のマスクの間でも、自分の顔にぴったりとフィットしているマスクを選ぶことが重要です。また、マスクのフィルターの性能や布の厚さなどによっても差が出ます。
マスクをしていない状態ですと通常、マスクを着用していない場合に咳をすると、飛沫・エアロゾルは秒速10メートルで空気中に飛び散ります。
理化学研究所が複数の大学と共同で行った研究によると、不織布のマスクをしているとマスクをしていない状態と比較して吐き出し飛沫量を80%、吸い込み飛沫量を70%減らすことがわかりました。
マスクの着用の一番の目的は、「症状がある人が感染をひろげないため」・「症状がない人もCOVID-19にかかっている可能性があり、他の人に感染させないため」の2点と考えられています。
常時着用や不織布だけとかではなく、人混みへ行く場合は不織布、普段使いは布マスクを利用、公園など人がいない場面などや夏場、マスク着用により熱中症のリスクが高くなる可能性、他人と十分な距離が保てる場合は外すなど状況によって判断していくとよいでしょう。